不織布とは?

寒い冬に感染予防も兼ねてマスク着用は暖かく、冬の必需アイテムにアップグレードですね。

マスクは感染予防としても不織布マスクを推奨していますが、不織布とはどんな生地なのか?について説明したいと思います。

『不織布』 とは、
繊維を織らずに絡み合わせたシート状のものをいい、繊維を熱・機械的または化学的な作用によって接着または絡み合わせる事で布にしたものを指します。”織っていない布”そのものの特徴。
ポーラス構造(内部に微小な気孔があること)のため、通気性、吸水性が良く、保湿性も高いという特徴も備わっています。

不織布マスクは、材質が一見似ていても製法、原材料によって性能にも差が大きく生じます。高品質基準(原材料の純度など)の材質や製法で作られた不織布は微細粒子を遮断しつつ、キレイな空気を通します。毛羽立ちにくいのも特徴で、ムレにくいことも注目するポイントでもあります。

N95マスクで使用されている静電気帯電不織布、通称:メルトブローンは心臓部の役割を持ち、静電気によって微細粒子を吸着し、優れたろ過機能を持っています。一般マスクでもこのメルトブローンを採用しているマスクはありますが、ピンからキリまで様々な種類があるため、N95の厚み、機密さと全く違います。


花粉 ・ PM2.5 ・ ウイルス ・ 黄砂。
日々の生活環境の中に、これらの空気質が含まれていることは少なくはありません。

外出時は不織マスクは強い味方ですが、寝る時はシルクマスク、肌が敏感な方には布マスクと使い分けが必要だと思います。
マスクを使用する環境に合わせたマスク選びは、自分の身体を気遣う大切なツールであると思います。

マスク選びの参考にしてもらえたら幸いです。